無意識に使っていると、時々間違ってしまうのが「敬語」。

とくに、「尊敬語」「謙譲語」は取り違えると失礼になるので、違いをきちんと認識しておくんじょが大事です。

まず、「尊敬語」。これは、相手がした動作を敬って表現する言葉です。「来る→来られる」「使う→使われる」「持ってくる→お持ちになる」「見る→ご覧になる」「指示する→ご指示くださる」「話した→お話しなされた」

「謙譲語」は、相対的に相手を高めるために、自分や身内をわざと低くする表現です。「呼びます→お呼びいたします」「意見聞きます→ご意見拝聴いたします」「伝えてください→お伝え願います」「参加してください→ご参加願います」「説明しました→ご説明申し上げました」

尊敬語で自分の動作を表現してしまったり、相手に謙譲語を使って自分より低くしてしまったりしないよう、気をつけましょう。

次回は…「乾杯の音頭」です！お楽しみに